ピータン☆マカロン☆まめちゃんの梅干し～アンズイベントファクトリーの日記

伊勢神宮参拝に出かけた時
と言うより
前に来た時も気が付いてはいたんだけど

玄関先には
正月でもないのに
しめ飾りが飾られています

何故だろう・・・

何やら文字も書かれています

どの家にも飾られています
正月に取り忘れた！と言う訳でもありません

調べてみました・・

通称伊勢型と呼ばれる物です。
その材料は藁、植物、板等で地元に見られる物です
藁はその年の稲穂が出る前の青い時期に刈り取ったものを乾燥させ
大根のように太く三つ編みで左縄にし
前垂を付けて中心部を作るのが特徴。
植物や木札、和紙等は飾りとして呼ばれます
植物はウラジロ、ユズリハ、エセビ、ダイダイ
また和紙を長方形に切りシデとして下げました
こうした飾りには色々な意味が込められ伝えられてきました。
正面には伊勢地方の特徴となる木札があります
材は檜、文字は中央に
「蘇民将来子孫之門」
とありますが
伊勢地域の一般的な玄関用しめ縄の形態です。
木札の文字も最近では多様な言葉が書かれるようになっています


書かれている文字の
「蘇民将来子孫之門」

蘇民将来とは名前です

ある旅人が　
巨旦将来(きょたんしょうらい)という人の
金持ちの家に宿をかりに来ましたが
門前払いをくらいました

でも貧相な家に住む兄の
蘇民将来は大切にもてなして泊めてくれた・・
という民話です
そして
その旅人は牛頭天王（スサノウ）でした

スサノウ・・・

前に描いた
天照大神
月讀宮の
月讀の一番下の兄弟でもあります

しかし兄弟である
スサノウを祀る神社は
神宮とは宗教的に繋がりがありません

しめ飾りの
疫病除けの門符　蘇民将来子孫之門の木札の裏に

陰陽師（おんみょうじ）の呪符印が描かれています


でも
おかげ横丁で
この札をデザインされたTシャツが売られていました

厄除けですよ～と
購入してきました

面白半分って思いはありませんが
こう言ったデザイン・・好きだなぁ～


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